
履歴ファイルとは、ジャーナルファイルとも呼ばれ、障害発生時にファイルを復旧する時にはバックアップと共に役立ちます。障害発生直後に、即時復旧する場合など、バックアップファイル無しにジャーナルファイルからだけでも復旧が可能な場合があります。また、ジャーナルファイルは障害発生の原因追及にも役に立つ場合があります。
障害発生時に復旧が必要になる重要なファイルは、万一に備えてバックアップを取っておくのは当然ですが、それ以外にファイルの更新履歴を記録保存します。更新履歴とは、更新処理をした日時と更新前のレコードと更新後のレコードを記録保存します。これを履歴ファイル、またはジャーナルファイルといいます。
障害が発生するとファイルを復旧しなければなりませんが、バックアップを取ったのが前日の午後5時であったとして、それ以降にもファイルが更新されている可能性があります。その場合は、午後5時のバックアップよりファイルを回復して、そこから、ジャーナルファイルを参照して午後5時以降の更新処理を反映させていきます。
それで、障害が発生した直前のファイルの状態に復旧できます。また、障害発生時の履歴が残っていれば、そこから障害の原因を知る事もできます。ジャーナルファイルシステムはメーカから製品として提供されています。商用UNIXから始まりましたが、現在ではLinuxを初めとするオープンソースOSやWindowsとMacOS X にもジャーナルファイルシステムは提供されています。