hdd 復旧 大辞典

ハードディスクの仕組み

アクセスタイム

経済産業省の国家試験である基本情報処理にはハードディスクのアクセスタイムを求める問題がよく出題されます。これは、技術者としてアクセスタイムを求められるようになるのが目的ではありません。アクセスタイムを求めることには何の意味もありません。記憶装置としてのディスクの仕組みを理解しているかどうかを問う問題です。

シリンダの連続したトラックに1ブロック=4,000バイトのデータを100ブロックアクセスする時間を求める場合を考える。シークタイムは20ミリ秒とする。ディスクの回転数は毎分6,000回転。トラック容量は20,000バイト。オーバーヘッドタイムとブロック間隔は無視する。1シリンダ=30トラックとする。

アクセスタイムはシークタイム+平均回転待ち時間+データ転送時間である。シークタイムは20ミリ秒。平均回転待ち時間を求める。1分=60秒=60,000ミリ秒に6,000回転するのであれば、ディスクが1回転に要する時間は60,000÷6,000=10ミリ秒。平均回転待ち時間は2分の1回転に要する時間だから、5ミリ秒である。

データ転送時間は、まず1ブロック=4,000バイトの転送時間を求める。ディスク容量は20,000バイトであり、1回転に要する時間が10ミリ秒だから、4,000バイトを転送するのに要する時間は、10÷(20,000÷4,000)=2ミリ秒。1ブロックの転送時間が2ミリ秒であれば、100ブロック転送するのに要する時間は、2×100=200ミリ秒。シークタイム20ミリ秒+平均回転待ち時間5ミリ秒+転送時間200ミリ秒=225ミリ秒となります。

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