
設計の範囲は広いですが、ハードディスクに障害を及ぼす範囲に限定すれば、ファイル設計、レコード設計、コード設計でしょうか。コード設計の桁数は当初必要と思われる桁数で決めるのではなく、余裕をもって十分すぎると思われる桁数をとりましょう。
例えば、取り扱う商品数が9万件ある場合の商品コードは5桁で十分です。しかし、将来取り扱う商品数が増加することも考えて6桁または7桁にするべきです。
ただし、桁数が多ければ入力に工数が増え、記憶領域を多く必要としますから、適切な桁数を考慮して決定しなければなりません。この時の判断が将来にシステムのメンテナンスが必要になったり、桁数不足から障害を引き起こしたりする原因になります。レコード設計で普段の業務では必要無いが、何年かに一度だけ発生する業務のために必要な項目を見落としていると、大変な事になります。
ゲームプログラムの用に、ユーザニーズに応える必要のないものであれば、よいですが、企業の業務システムの場合は、ユーザの担当者も業務の全てを把握していない場合があります。担当者だけに頼らず、全ての部門の担当者に詳細なインタビューが必要です。
ファイル設計と言っても、今ではデータベースが多いでしょう。メーカのデータベース製品にはバックアップとファイル復旧のツールが付属していますから、それを利用するのがベストな選択となるでしょう。オープンソースのデータベースや通常のファイルシステムを利用する場合は、バックアップの方法を決めなければなりません。