
ディスクはハードウェア障害を起こしやすいデバイスです。理由は3つ考えられます。1つ目、モーターで回転している。回転機構があるとどうしても部品が時間と共に劣化します。つまりディスクは元々消耗品として捉えるべき装置です。2つ目、精密機器であり、振動に弱いものです。パソコンは、設置場所を移動することもあり、特にノートパソコンは持ち運ぶものです。
多少の振動には耐えられるようになっていますが、衝撃となるような大きな振動や、例え小さな振動でも長く続く振動には弱いものです。ディスクのヘッドはアクセス時にトラックに触れません。トラックに触れずに磁気の方向を読み書きします。
アクセスする際のヘッドとトラックの間の距離はタバコの煙の粒子より小さな隙間です。大きな振動を受けるとヘッドがトラックに触れてキズを付けてしまうかもしれません。キズ付いたトラックは障害トラックとして二度と読み書きできなくなります。
3つ目、ディスクは熱に弱いものです。ディスク装置自身が回転により発熱します。その熱を逃がさないと、手で触れないくらい高温になり、障害の原因になります。また、静電気により故障することもありますので、ハードディスクに触れる時は静電気を生じないように注意しましょう。
ハードウェア障害を発生したハードディスクは元にもどりません。復旧は不可能です。新しい別のハードディスクに交換すべきです。バックアップがなければデータファイルは失ってしまいます。