
FATとは、File Allocation Tables の略で、マイクロソフト社の初期のOS であるMS-DOSやWindows95、Windows3.1などで使われていたファイル管理システムです。しかし、パソコンに要求される機能が向上してくると、FATでは効率が悪くなり対応できなくなりました。WindowsNT以降はNTFS、NT File System を採用するようになりました。
NTFSでは、ユーザアカウント単位のアクセス権限を設定することが可能になりました。UNIXではファイルのオーナーという概念があり、ユーザやグループごとのアクセス権限を設定できるのは当然の機能ですが、Windows OS もNTFSを採用することで、これに一歩近づきました。現在広く一般に利用されている WindowsXP,Windows2000などはNTFSを採用しています。
マイクロソフトはWindowsにしろ、NTFSにしろ、その詳細仕様を公開していませんので、どう管理しているかは不明です。従って、汎用機のVTOCやLinuxのi-nodeのように、障害復旧を手動で行うことは絶対に不可能です。原因も明確にはわからない場合が多いです。
従って、ハードディスクのソフトウェア障害であると判明しても、復旧できません。ソフトウェア障害である事が判明したのであれば、Windows OSを再インストールするしか方法はありません。
データファイルはバックアップからの復旧に頼るより他に方法はありません。ユーザ自身がこまめにバックアップを取り、万一障害が発生した場合はバックアップからファイルを回復できるように体制を整えておきましょう。そのためのバックアップツールが用意されています。