
ext3 とはthird extended file system のことで、Linux のファイルシステムです。ファイルを作成するごとにファイル管理情報を持つi-node(アイノード)を生成します。I-nodeには、i-node番号、ファイルオーナーのユーザID、グループID、ファイルサイズ、作成日時、データ領域へのポイント情報、パーミッション情報などが記録されます。ハードディスク内のファイルに不整合が生じた場合は、このi-nodeを基にファイルを修復します。
OSに不具合が発生し、シャットダウン処理が正常に終了しなかった後に、再起動すると自動的にfsckを実行します。fsckとは、file system check のことで、UNIXでファイル管理システムの整合性を調査したり、回復したりするソフトウェアツールで、コマンドとして使用できます。
i-nodeはリスト構造になっており、i-node番号をたどれば、そのファイルがどのディレクトリィ内に格納されていたのかをたどることができます。障害によりリスト構造のチェーンが切れてしまった場合、i-node番号を参照して、手動でファイルを修復することが可能です。
しかし、手動での回復作業には膨大な時間がかかります。日頃から、万一の障害に備えバックアップをこまめに追っておき、障害発生時にはバックアップファイルより復旧できる運用システムに体制を整えておくよう強く薦めます。
UNIX系のファイルシステム管理は安定しており、ハードウェア障害か人間のミスによる障害がほとんどでWindowsに比較して非常に安定しています。ハードウェアには寿命がありますから仕方ないとして、人間のミスによるソフトウェア障害を回避できる運用システムを構築しておくことです。