
汎用コンピュータのデータ管理はディスクのアドレスをシリンダ、トラック、レコードで管理しています。CCHHRというアドレスでCCはシリンダ番号、HHはアームのヘッド番号、Rはレコード盤号です。割込みとアクセス方式ルーチンで目的のファイルを読み書きします。
CCHHR=00003、ディスクアドレスがシリンダー番号0、ヘッド番号0、3番目のレコードがヘッダ情報となっています。そしてヘッダにはボリューム番号とVTOCのアドレスが記録されています。そこから、VTOCへアクセスします。VTOCとはVolume Table of Contents の略で、ボリューム内のどこに何と言う名前のファイルが記録されているかという情報とファイルの属性情報を記録保存しています。
VTOCはハードディスクの中央のシリンダに作られます。どこからでもVTOCへのシークタイムをなるべく短くするためです。汎用コンピュータでは、ディスク内のファイルアクセスに万一障害が発生した場合、そしてその原因がディスク内のファイル情報の整合性の問題である場合、VTOC情報を元にファイルをアクセスし復旧させることができます。
しかし、それは時間のかかる大変な作業です。万一障害が発生した場合には早急に復旧できるようにファイルのバックアップを取っておき、そこから復旧させるという方法が最もよい方法です。
障害が起こってからの対応ではなく、いつ障害が起こっても速やかに復旧できるようなバックアップ体制をとっておくことが大切です。