
hdd はHard Disk Drive の略でハードディスクドライブと読みます。障害が発生する原因にはハードウェア障害とソフトウェア障害があります。ハードウェア障害の場合は復旧できません。ただ、記録保存されていたデータファイルを失ってしまっては業務に支障がでますので、バックアップを取っておき、別の新しいハードディスクに再現して復旧するわけです。
バックアップから別の新しいハードディスクに再現して復旧すると言っても時間がかかります。その間システムは停止します。銀行のキャッシュディスペンサーに代表されるオンラインシステムなどでは、一時もシステムを停止できません。そこで、全く同じシステムをもう一セット準備しておき、万一障害発生の場合は瞬時に切り替えて業務を継続します。
ソフトウェア障害は本番稼働する前にテストをしっかりやっておき、絶対に起こさないようなシステムを構築しなければなりません。しかし、テスト項目に不足があるとソフトウェア障害を発生します。あるいは、人間の操作ミスやデータの不備によっても障害が発生します。本来は人間の操作ミスやデータの不備があっても障害にならないようにカバーするシステムを構築しなければなりません。
ソフトウェア障害の場合は大切なデータを削除してしまったり、重要なデータを変更更新してしまい元に戻せなくなってしまったりします。そこで万一の障害に備え、復旧対策として、データファイルの削除処理や変更処理の都度、処理前と処理後のデータをジャーナルファイルとして、変更履歴を記録しておき、それを参考にバックアップファイルから、障害発生前の状態に戻します。
企業で使われている汎用機や、ネットワークサーバとして広く使われているUNIXマシンや、個人用に普及しているWindowsパソコンやMacPC、とそれぞれOSが異なりますので、ハードディスク内のファイル管理が異なります。ただ、いずれの場合もバックアップを取って復旧するという方法に変わりはありません。